お茶の時間は大切です
アンガージュマン・よこすかでは15年前の開設当初より、ティータイムを大切にしています。
イギリスのように頻繁にお茶の時間を設けているわけではありません。
スペインのようにシエスタにしているわけでもありません。
日本のように一服の茶を飲むために気を使っておもてなしをしているほどでもありません。
それのどれでもないけど、どれも当てはまるような感じです。
「学校に行ってないけど、ようやく通う場所が見つかった。頑張らなきゃ!」
「仕事につけずにいたので、一所懸命に研修に取り組むぞ!!」
不登校の子どもたちや社会的ひきこもりといわれる大人たちの多くは優しく、繊細で、真面目です。
ふとしたきっかけで社会との接点を失ってしまった、という状況にあるのです。
ですから、何とか必死に社会との接点を作るべく頑張ろうとします。
私たちも出来るだけ社会との接点を作ることができるよう頑張っています。
人間、24時間100%のパフォーマンスで活動できるわけではありません。
休みなく働いている人でも(スーパーマンではなくて)、どこかで息抜きをしたりメリハリをつけたりしているはずです。
アンガージュマンのある商店街でも休みなく営業しているお店があります。昔は盆暮れ正月のみ休みだった、という話もよく聞きます。
では、そんな大先輩の商店主やおかみさんは常にバリバリ働いているでしょうか?
ちょっと昼過ぎにお客さんが落ち着いた時に油を売ったり、休みの日は大いに遊んだり、と上手に時間を使っています。
多くの人たちは時間を上手く使うことが出来ている、ともいえます。
しばらくお休みをしていたら、時間の使い方も上手にはいかないかもしれません。
いきなりフルパワーで活動を始めたら機械だって上手く動かないのです。
オイルが循環して暖まってから、機械は動くのです。
人間と機械を同じに語るのは少し乱暴かもしれませんね。
アンガージュマンでは休憩を取るためにあえてティータイムを設けている、という考えのもとお茶の時間がある、と説明できます。
でも、お茶を飲むのに理屈などいわず、ゆっくりしてほしいなと思っています。
ちょうど、先日なんとルピシアの紅茶セットを頂いたので、とっておきのティータイムをご提供しました。
お菓子もなんとなんとTENOHA DAIKANYAMAのルビーショコラなどというまさに紅茶にぴったりのケーキをいただきました。
みんな感動!
すっごく素敵な、そしてとっても美味しいお茶の時間になりました。
ご寄附頂いた皆様にも感謝!!
どうもありがとうございます。
また美味しいお土産お待ちしていまーす、なんて(笑)